電子ブックリーダー徹底比較!

近年、電子書籍の販売が拡大しつつあるが、
パソコンに入ったままでは到底本の代わりになどなることは出来ない。
どこでも・手軽に電子書籍を読むために存在する端末が
電子ブックリーダーだ。
しかし、拡大する市場と共に電子ブックリーダーもソニーリーダー・Kindle・iPadなど多様化している。
自分に最もふさわしい一品を見つけるためにそれぞれの特徴を比較していこう!

分類 メリット デメリット 代表的な製品
E-inkディスプレイ搭載型
(ディスプレイサイズ
5~6インチ)
文庫本よりやや小さいサイズ
非常に本物の紙に近い表示ができ、発光しないために目に優しい。
バッテリーの消耗が格段に少なく、多くの製品で数週間以上電池が持つ。また、タブレット端末と比較して軽量な製品が多い。
完全に読書専用として設計されており、タブレット端末のような汎用性がない。
やや画面が小さく、切り替えの際の処理・切り替え後の残像に違和感を覚える人も。基本的にモノクロ。 マシンスペックはそれほど高くないので、特に重いPDFなどではページ切り替えに時間がかかることも。
ソニーリーダー
キンドル(Kindle)
nookなど
7インチ型タブレット
おおよそ文庫本サイズ
片手で持てるサイズで重量も500g以下の製品が多い。
読書以外の用途にも広く使用可能。
液晶画面は長時間見ていると目が疲れる。連続使用すると電池は持って半日。
余白をカットしなければ文庫本程度のサイズ。
アンドロイド系タブレットに多く存在
10インチ級タブレット
文庫本見開きサイズ
大きな画面で元のサイズが大きい書類も見やすい。マシンスペックにも余裕があり、 スムーズな動きで快適に読書できる。
読書以外の用途にも広く使用可能。
液晶画面は長時間見ていると目が疲れる。連続使用すると電池は持って半日
また、サイズに沿って重量も増大し、片手で持ち続けるにはなかなか苦しい。 価格も高額になりがち
iPadなど。
電子ブックリーダー詳細スペック
SonyReader iPad
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画面:600x800px,6インチ,16階調グレースケール,E-ink

電池持続時間:約20,000ページ・最長3〜6週間

質量:155〜185g

内蔵メモリー容量:1.4GB

サポートファイルフォーマット:
PDF(.pdf),EPUB(.epub),Text(.txt),配信コンテンツ(.mnh),XMDF(.zbf), ドットブック(.book)

価格:9,980〜25,800円

寸評:Sonyの生んだ電子書籍専用端末。

最大の特徴はE-inkディスプレイによって限りなく紙に近い描画と、 圧倒的なバッテリーの持ちを実現している点。

液晶のように画面が光を発していないので、目にかかる負担が非常に低く長時間の読書に最適。 またmicroSDカードスロットを持ち、記憶容量の拡張性にも優れる

一方ページ切替などの際に画面リフレッシュが入り、慣れるまでは少々気にかかる。

だが、軽く電池をほとんど気にする必要の無い点も相まって、「読書のみ」を想定するならば 現時点でトップクラスといえる。
画面:768x1024px,9.7インチ液晶


電池持続時間:最長10時間


質量:603g

内蔵メモリー容量:16〜64GB

サポートファイルフォーマット:.pdf,.txtなど多数



価格:44,800円〜

寸評:Apple製タブレットコンピュータ

読書専用端末ではないものの、高解像度の大画面と高い処理能力で快適な表示が可能。 また実質的にコンピューターであり、汎用性が非常に高く様々な応用性・発展性がある。

しかし、液晶画面の宿命か目への負担が大きく、その処理能力故にバッテリーの消費も激しい。 片手で持つにはやや大きく重いことも、読書用としては難点か。

総じて読書を「色々できることの一つ」として見るなら非常に優秀。 スタイリッシュなデザイン・充実したアクセサリも魅力。

SonyReader iPad
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画面:600x800px,6インチ,16階調グレースケール,E-ink

電池持続時間:1ヶ月

質量:170g

内蔵メモリー容量:1.25GB

サポートファイルフォーマット:AZW(キンドル専用), TXT, PDF, Audible (Audible Enhanced(AA,AAX)), MP3, unprotected MOBI, PRC

価格:$109

スペックはKindle4のもの

寸評:ネット販売開業大手Amazonの電子ブックリーダー

SonyReaderと同じくE-inkディスプレイを搭載し、同等の見やすさ・電池の持続時間を誇る。 さらにAmazonのメリットを生かしコンテンツの販売量などインフラ面では 圧倒的にSonyReaderに勝る。 価格もこの円高の折、かなり安くなっている。

最大の難点として日本国内で展開しておらず、海外への発注となってしまう点。 さらに外部記憶も無く、大量の本をどこにでも、というにはやや向かない。
しかし、特に洋書を読みたい人にはコンテンツ面で有利であり、 今後の電子書籍専用端末の主流の1つになることは間違い無いといえる。
画面:液晶画面

電池持続時間:数時間〜十数時間

質量:数百g〜約1kg

サポートファイルフォーマット:PDF,TXTなど多数

価格:一万円〜数万円

寸評:バリエーションの多いタブレット

多くの会社から販売されているGoogle製OS搭載のタブレット。 Apple製タブレット以外はほぼ全てこの系統と言え、 「GARAPAGOS」など電子書籍向けを銘打った商品も存在する。

基本的に液晶画面を搭載し、長所・短所共にiPadと同じである。

iPadと比較した場合、長所としてバリエーションの多さから自分に必要なスペックの物を探せる点、 短所として製品ごとに当たり外れがあり、その辺りの調査が必要になる点がある。

SonyReader
その他
これ以外にも国内外に電子書籍専用端末は存在する。
もしかしたらこれらのうちどれかがダークホース的存在となるかもしれない

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その他

1990年 最初の電子書籍用リーダー「データディスクマン」

2004年2月20日 松下電器産業「シグマブック」

2004年4月24日 SONY「LIBRIe」

2006年9月 「ソニーリーダー」北米で発売開始

2007年5月 「LIBRIe」の製造終了

2007年11月19日 Amazon「Kindle」発売開始

2008年3月 「シグマブック」の製造終了。国内の電子書籍端末はほぼ絶滅。主戦場はアメリカへ

2010年4月3日 Apple「iPad」北米で発売開始

2010年12月 「SonyReader」日本で発売

2010年12月10日 シャープ「GARAPAGOS」発売開始

2011年11月15日 「KindleFire」出荷開始

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